せんりょう静

かさね色目について、ざっくりとした補足。
 かさね色目は平安時代の衣装の色使いのことで、この時代は何枚もの着物を重ねて着ました。生地が若干薄かったようで重ねることで単体とは違う色になったようです。そうして出来る色合いを、「紅梅」「撫子」「枯野」等々、自然美に当て嵌め楽しんだのです。「葡萄(えびぞめ)」(葡萄染とも書く)もその一つです。
 「葡萄」は山ぶどうのことで、作中ではわかりやすく「赤と青の組み合わせ」と言わせましたが、正しくは蘇芳色(すおう)と縹色(はなだ)です。この色を組み合わせて、山ぶどうの紫色を表現したのです。
 …チョコとかクッキーとか飼犬に食べ物の名前をつける飼主っていますよね。まぁ、そんな感じです。

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