遊女哀歌~母に売られた大正生き地獄~

  • 摩耶夕湖

  • 大洋図書

大正六年、東北の寒村の少女ちゑは貧しい家の窮状を救うため、母に千円でその身を東京・吉原の遊郭へと売られていった。「珍しいものたくさん見て、キレイなべべ着て毎日笑ってるだけでいい」…そう吹き込まれて遊女となったちゑだったが、現実はまさに“この世の地獄”――。醜い老人に処女を奪われ、客の残飯を漁り、姐女郎を見舞った残酷な破滅を目の当たりにし、そして挙句の果てに信じていた身内にまで裏切られ…! かんざし職人の男性への純愛を胸に秘めながらも、ついにおのれの命を懸けた決断をするちゑだったが――!?

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