たとえば満開の花【分冊版】

  • 坂下亜寿佳

  • 笠倉出版社

「金はいらない。彼女の代わりをしてくれればいい」
たった一枚の書き置きと双子の妹・久水(くみ)を残して、姉・奈津(なつ)が夜逃げした。――婚約者である成(せい)のお金を持って…。
返せるものなんて、身体と…心しかない。姉の代わりに抱かれ、姉がしたように名前で呼んで。
身代わりとしてでもそばにいられるならそれでもいい。想いが通じなくてもいい。
これは……姉の婚約者を好きになった…罰なのだから――。

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